10月22日その② 子どもたちの学びと地域の支え ― 学校保健委員会・運営協議会を開催 ―
2025年10月22日 17時37分昼休みの子どもたちの様子です。
午後から、学校保健委員会および学校運営協議会を開催しました。会の前には、参加者の皆様に各学級の授業の様子を見ていただきました。先週の中学生の職場体験学習についても掲示を作成していただいています。
こすもす学級では算数の授業を行い、「どの形がいちばん広いか」を予想しながら、面積の学習に取り組んでいました。
1・2年生は国語の授業で、漢字の成り立ちについて学びました。漢字がどのようにできたのかを自分たちで考え、予想が当たると大盛り上がりでした。
3・4年生も国語の授業でした。どちらの学年も話合いの単元で、3年生は話合いの流れを意識しながら意見を交換し、4年生は役割を分担して発表する練習をする内容です。動画で課題のある話し合いの状況を確認した後、子どもたちが出したテーマの一つ「ししゃもは頭から食べるか、しっぽから食べるか?」について2~3人の小グループで理由をつけて話し合いをしていました。
5年生は国語の授業で、「方言と共通語」をテーマに学習を進めていました。地域のよさを方言で伝える児童、共通語で表現する児童など、さまざまな発表があり、言葉の違いによる印象の変化を感じ取っていました。
参加してくださった地域の方々にも感想を話していただき、子どもたちからも感謝の言葉が伝えられました。
6年生は社会の授業で、豊臣秀吉が全国統一を進めるために行った政策について学びました。刀狩や検地などの施策を通して、当時の社会の仕組みを理解していました。
授業参観のあと、運営委員の児童も代表として参加し、学校保健委員会が行われました。
先週、子どもたちは支所保健健康課の方をお招きして「SOSの出し方教室」を受講しましたが、今回は保護者・地域の方を対象に「SOSの受け止め方教室」を実施していただきました。
講師の先生からは、「全体として自殺者は減っているものの、若年層の自殺が増えている現状をふまえ、子どものSOSにどう対応すべきか」というお話がありました。「TALKの原則」に基づいて、子どもの声を傾聴することの大切さ、そして地域の多くの方が“ゲートキーパー”として関わってほしいというメッセージが伝えられました。
続いて、学校からは子どもたちの健康面の現状報告を行いました。生活アンケートをもとに、起床・就寝時刻、外遊びやゲームの時間などの実態と、今後の啓発について説明しました。
その後の学校運営協議会では、児童は行事で学んだことや感想を堂々と発表しました。参加者の皆様からは温かい拍手をいただき、とても有意義な会となりました。
ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。