午後から3・4年生は視覚に障害をお持ちの方をお招きし、福祉に関する学習をしました。
お話を伺ったり、普段使っている道具を見せていただいたりしました。お話を聞きながら、子どもたちはわからないことを質問し、理解を深めていました。特に最近のスマートフォンの進化で、周囲の状況を本人に伝える機能があることに、子どもたちは大変驚いていました。
また、ブラックボックスの中に入れられた教科書や靴洗い用のたわし、「まもるくん」の人形、アイマスクを使った目隠しクイズを行い、楽しく学びました。
さらに、視覚障害者が道を歩くときに使う「白杖」についても説明を受けました。白杖には、目の代わりになること、視覚障害者であることを周りに知らせること、自分を守るための役割があると教えていただきました。
その後、二人組になり、友達の協力を得ながら白杖を使用した歩行体験をしました。
今回のお話、体験を通じて子どもたちはたくさんのことを考え、学ぶことができました。廊下に掲示してある子どもたちの人権に関する標語です。この中にも今回の学習に通じるものがいくつかあるなと感じました。
三間の町では至る所にコスモスが植えてあり、目を楽しませてくれます。古藤田のコスモスもだいぶ花が増えてきています。
さわやかタイムには読み聞かせをしていただきました。
5年生です。
6年生は高森山登山をしました。高森山は昔お城があったところです。宇和島市生涯学習推進講師である武田さんにいろいろと歴史、自然などについてお話をしていただきながらの学習登山です。
学校出発です。
道々の風景を楽しみながら登り口に向かいます。
兼近の集会所で一緒に登山をしていただく皆様と合流します。
山道に差し掛かります。草を刈ったり道に伸びている枝を切ったり、子どもたちが安全に上ることができるよう、登山道の整備もしていただいていました。
昔はこの池で水泳をしていたそうです。
山の神様です。高森城について案内の看板を立てていただいています。
道はよく整備されており、落ち葉や土がふわふわとしていて気持ち良いです。
今回登った登山道は尾根伝いにある登りやすいところ(登り道は4か所あるそうです。)です。幅が2mぐらいある道は昔は馬が通ったそうです。
武田さんが70年ほど前、終戦間際に担任の先生と一緒にこの高森山に登り、歌ってもらった歌が思い出として、心に残っているとお話していただきました。また、今の平和な時代が続いてほしい、みんなにはしっかりと学んでほしいというメッセージもいただきました。
ここからお城になるようです。
後半は少し急な道もありましたが、頑張って登りました。
頂上です。平らになっています。昔は周りに木が伸びていなかったので、とても眺めがよかったそうです。
木々の間から二名小学校も見えます。発煙筒(のろし替わり)を焚いて学校に合図を送ります。学校では旗を振っていただいたようです。
しばらく思い思いに過ごしました。植物や石を調べている子供もいます。
集合写真を撮りました。
高森城は、今から430年ほど前の戦国時代に作られた山城で、頂上は平で広く、広見盆地から松野地方まで見渡すことができます。昔、お節句の時期にはたくさんの人がここに登り、にぎわったそうです。また、ここでは化石も見ることができます。はるか昔にはここは海の底だったそうです。
これから下山です。
池まで戻ってきました。
集会所に到着です。まだまだ元気です。
今回、安全に登山をさせていただき、たくさんの勉強ができたことにお礼を伝えました。
学校に向けて帰ります。
ただいま。
新しい一週間が始まりました。今週はやや気温が低く、雨の日もある予報です。校内では、コスモスの華やかな花が徐々に増えてきています。
5年生の教室の外では、先週収穫した稲穂が特製の稲木にかけられ、脱穀の時を待っています。
学級園もきれいに手入れされ、次に何か植えてもらうのを待っています。
さわやかタイムには、児童朝会が行われました。先月開催された小学校陸上記録会で入賞した児童2名の表彰や、安岡蒲鉾のかまぼこ板の絵展覧会に入賞した児童1名の表彰がありました。
また、中学校の職場体験が今日で最終日を迎えるため、全体でのお別れの会、記念写真撮影も行われました。
1・2年生と
3・4年生と
5・6年生と
校長先生からは、本年度の学校生活も半分が過ぎた今、昨日まで、さっきまでの自分を超える意識を持ち、毎日を充実した生活にしてほしいというお話がありました。
リフレッシュタイムには、中学生が校長室に挨拶に来てくれました。この5日間で小学生や先生方の姿から多くのことを学び、一回りたくましく成長したことを感じました。
2年生は算数の授業を受けていました。担任の先生と中学生が協力し、かける数やかけられる数を示すと、子どもたちは次々と答えを出していました。
4年生では、職場体験の生徒とのお別れ会が行われていました。
5・6年生は幅跳びの授業でした。
あおぞら・こすもす学級では、タブレットを使ったすららドリルに挑戦していました。
1年生は中学生と算数ドリルなどをすすめていました。
2年生は、かえるくんとかまくんが玄関に座っていた時の気持ちをみんなで共有していました。
5年生は、宇和島以外の地域の方言について学びを深めていました。
6年生は歴史の授業で中学生が授業体験を行っていました。
小学生と食べる最後の給食です。
昼休みには、外で遊んでくれました。
そうじも時間いっぱい取り組んでくれました。
5時間目、こすもす学級とあおぞら学級では先日学級園で収穫したさつまいもで焼きいもを作り、中学生にプレゼントしました。
1・2年生はお別れ会をしました。フルーツバスケットと神経衰弱、かるたをしました。
集団下校の際には、中学生一人一人から一言をもらいました。母校の後輩に対してのエールももらい、児童みんなで感謝の拍手をしました。達成感に満ちた笑顔ですね。
先生方にもきちんとあいさつをして、5日間の全活動を終えました。
明日からは中学生の3人の姿が見えなくなるのが寂しいですね。中学校でも元気で活躍してくれることをみんなで応援しています!
昨日の話題です。
自然科学教室の10月教室が行われ、柿原のある谷で化石拾いをしました。
集合場所から30分ほどかけて、目的地まで移動しました。
まず、この谷で採れるイノセラムスという二枚貝の化石の見本を見ました。これは、恐竜が栄えた時代と同じ中生代に生きた生物で、宇和島市で初めて発見された生物の化石ということで、正式名称をイノセラムス=ウワジメンシスといいます。
採集開始。
3人とも化石をゲットしました。
収集後、柿原集会所で講師の先生から地質や化石の説明を受けました。
化石採集を通して、8千7百万年前のこの土地の姿を想像することができました。
10月18日のリフレッシュタイムにはミニミニコンサートを開催しました。
先日ご家庭に配付させていただきましたが、11月4日から三間中の美術の先生でもあられる兵頭浩章先生の絵画展「クジランドへの旅Ⅱ」が畦地梅太郎記念美術館にて開催されます。
その関連イベントとして二名小学校職員が12月1日にはハンドフルートのミニコンサート、1月18日にはクラリネットなどのコンサートに出演します。コンサートでは子どもたちにも参加してもらいたいと考え、ごく短時間でのミニミニコンサートでPRをさせていただきました。
最初にハンドフルートで「もののけ姫」を演奏しました。
実際のコンサートでは子どもたちにもぜひ参加してもらいたいと思っています。
①「星笛」リコーダー演奏
②「野に咲く花のように」歌
1月18日のコンサートについてもPRをいただきました。
初めて聞くクラリネットの温かく重厚な音色に子どもたちは大喜びでした。「夕焼け小焼け」を演奏していただきました。
最後にみんなで今月の歌「里の秋」を演奏に合わせて歌いました。
本番では子どもたちにも協力してもらい、温かいコンサートになるといいなと思っています。保護者、地域の皆様もよろしかったらぜひご来場ください。
【参考 演奏予定曲】
今回演奏した以外に「となりのトトロ」「小さい秋見つけた」「見上げてごらん夜の星を」「山男の歌」「大空と大地の中で」「すべての山へ登れ」など