昨日行った地震の避難訓練を、各種資料をあわせて振り返ります。
9:20、第2校時開始。各学級で次のようなプレゼン資料を用いて事前指導を行いました。
9:30、緊急地震速報が鳴り、すぐに机の下にもぐりこみました。
運動場の中央に避難して、担任の先生は点呼をします。
点呼の後、校長先生に報告しました。すべての確認ができるまで、1分21秒でした。
校長先生からお話をいただきました。
この後、池が崩壊したと想定して、第2避難場所の3階の教室に上がりました。
そして、最後に各学級で事後指導を行いました。
2年生は、非常持ち出し袋の中身を確認しました。
大事な水・食料・体温を下げないためのシートなど、各自きちんとそろえていました。賞味期限切れもありませんでした。保護者の皆様に春休みに点検していただいたおかげです。ありがとうございます。
次は、避難訓練後に実施したアンケートの結果です。
事前指導に用いたスライドは、まずまず効果があったようです。
ほとんどの児童が、訓練に真剣に取り組むことができました。
非常持ち出し袋については、中身の確認が不十分な児童がいるようです。夏休みにも持ち帰ってもらいますので、親子で中身の確認・入替えをお願いします。
家にいる時に地震が発生した場合、どのようにするのかを家族で決めていない家庭もあるようです。先日も大きな地震が起こりました。この機会に、「我が家ではどうするか」について話し合ってみてください。
【6】先日(せんじつ)の地震(じしん)や今日(きょう)の避難訓練(ひなんくんれん)を経験(けいけん)して、今後(こんご)どのように地震(じしん)に備(そな)えたいと思(おも)いましたか。(書(か)ける人(ひと)だけでかまいません。)
1年生
・いのちをまもる。つくえのしたをしかっかりもつ。
・じぶんのいのちをまもる。つくえのしたにもぐってあたまをまもる。
3年生
・僕が大人になるまでに90パーセントの確率で南海トラフ地震が起こると言うので、おとなになったらきをつけたいです。
4年生
・頭を守ること。
・昨日の地震でわたしは、寝ていたけどお父さんとお母さんが守ってくれてたらしいです。わたしは、そのことをしったとき、ねていたらふだんできたことができないことがわかりました。
・今後は地震が来たら、もっと早く反応しないと遅れるから、早く反応したい。
・今後防災ぶくろの中身をもっとよく確認したいです。
5年生
・玄関のところに非常持ち出し袋を置く。
・避難する際にいる物を用意しないといけないと思いました。
・地震について知識をつけてちゃんとした行動ができるようになりたい。
・南海トラフ地震は、おととい起きた地震の、何倍も大きな地震だということがわかって、気をつけないといけないと思いました。
・家でも地震が起きた時のためにちゃんと備えたいです。
6年生
・自分勝手な行動はせずに、大人の指示を聞く。
・ヘルメットなどを布団の上に置いておきたいです。
・水曜日に起こった地震の後もずっと、地震が起こっていてそろそろ南海トラフ巨大地震が起こる頃なのかもしれないと、感じました。家にいても、家にいなくても、自分の命と、できれば他の人の命を守れるようにしっかりと集中して訓練に取り組み、一人でも死亡者を減らしたいです。
・先日起こった本当の地震で、木が5本ほどたおれていたので、フェンスなどをつけるといいと思う。家具などを固定しておく。
・家でも非常時のための準備をやっておく。(その場所の確認もしておく。)非常用持ち出し袋の中身に足りないものがないかもう一度確認する。避難場所の確認を家族と一緒にしておく。
・日頃から訓練をしたり、避難する場所を確認することは大事だと思った。
・前の地震より大きい地震があると分かりました。今日の避難訓練をして思ったことはいつ地震が起こるか分からないから常に警戒して自分は身を自分で守れる様にしたいと思いました。
・身を守る行動から避難まで、全部ちゃんとする。
子どもたちの防災意識の高まりを感じる感想がたくさんあり、とても頼もしく思います。