自然科学教室
2025年3月8日 19時03分明倫小学校で、宇和島自然科学教室の3月教室が行われました。3講座の「おもしろ実験」を体験することができました。
①浮沈子作り
まずは、魚のたれびんに色を付けます。
塗れたら、魚の口にナットを付けます。これはおもりになります。
講師の先生が、浮き沈みするたれびんを見せてくれました。
これは、水の中にある物体に水圧がかかることと、同時に浮力がはたらくことを利用したものです。
たれびんには、空気と水が入っています。水を満たしたペットボトルをにぎると、魚が沈みます。
握ると、たれびんの中の空気がつぶされて体積が減り、浮力(水に浮こうとする上向きの力)が減る分、たれびんが沈みます。
ペットボトルから手をはなすと、たれびんは再び浮いてきます。
浮力は、水中にある物体が水を押しのけた体積相当の水の重量分、上向きの力がはたらきます。手をはなしている時は、たれびんの中の空気は押し込まれず体積が大きい状態なので、大きな浮力がはたらき浮くということです。
この原理が使われているもので、一番に思いつくのは船です。あんなに思い船が水に浮かぶのは、中が空洞のつくりで、水をたくさん押しのけているから浮くのですね。ちなみに、浮力は中学3年生で習う内容です。
②鉱物を研磨してみよう
次は、蛍石(フローライト)という鉱物を研磨してピカピカにする体験をしました。
最初はこんな感じです。いわゆる「原石」です。これを磨くときれいになるのです。
砥石や紙やすりで必死に磨きます。
3種類の粗さの紙やすりを使って、かれこれ30分間磨きました。
こちらは、私が磨いた蛍石です。
ビフォー
アフター
いい感じでピカピカになりました。
2人もきれいになったのですが、顔にピントが合って蛍石がぼやけてしましました。ごめんなさい。
③紙トンボを飛ばそう
講師の先生が工作用紙でH型の紙トンボを作ってくださっていました。
それに竹串を指して完成です。
飛ばしてみます。
今年度の自然科学教室は今日で終わりでした。毎回楽しみながらたくさんのことを学ぶことができました。