8月2日 二名小学校の絵③
2025年8月2日 08時41分少しずつ、細部の下書きを進めています。下書きは輪郭程度で、着彩で細かく表現していく描き方もありますが、今の自分のスタイルは、下書きで全体の9割を仕上げ、着彩はその仕上げとして残り1割ほどを担うようなイメージです。今回は前回からさらに2時間ほど描き進めました。制作を始めてから、資料の収集や構想の時間を除き、実際の作業時間はこれまでに10時間ほどになるでしょうか。
旧二名小校舎もそうですが、昔の学校の校舎には大きいガラスはあまり使われておらず、一つ一つが小さい同じような形状の窓が多く、描くのに手間がかかります。その分、丁寧に書き込むことで独特の趣が出てくるようです。
この校舎は窓の下に横長の戸のような部分があるのも特徴です。
換気のためでしょうか、開いた状態の写真も見られます。廊下側に面しているため、物が落ちる心配はなかったのでしょうか――そんな想像も膨らみます。