11月17日その① 感動の学習発表会でした。
2024年11月17日 12時00分本日は二名小学校の学習発表会が開催されました。
開会の挨拶(1年生)
「ドキドキワクワクする学習発表会の始まりです!」1年生2人が堂々とした挨拶を披露。可愛らしい声で「ようこそ!」と歓迎の気持ちを伝え、温かい雰囲気で幕を開けました。
1・2年生 「がんばれ予土線」
元気なダンスでスタート。普段予土線を応援する様子を再現し、うちわを使ったパフォーマンスで観客を引き込みました。クイズ形式で予土線に関する知識も深め、学習遠足での体験を通じて地域とのつながりを発表。ちょうどのタイミングで踏切の音と共に列車が通り、まるで発表のお礼を伝えてくれたようでした。
JRの方も見に来ていただき、全校の児童からプレゼントのお礼を伝えました。
予土線が学校に近いことを誇りに思い、地域や観光客にとって重要な存在であることを伝え、「これからも応援していきたい」と締めくくりました。
5年生 「ナイス!ライス!二名」
二名小学校といえば米作り。5月9日のもみまきから10月の稲刈りまで、全ての工程を詳しく発表しました。バケツ稲と学校田の成長過程を写真や映像で紹介しました。昔の道具を使った体験では、農作業の苦労を感じ、最新の機械を活用した稲作では便利さに感動したと語りました。
最後は協力してくれた地域の方々、森藤先生、JA愛媛南の皆さんへの感謝を伝え、オンライン参加の児童も加え学級が一体となり、「たくさんのお米を食べて立派な6年生になります」と明るい宣言で締めくくりました。
1~4年生 合唱 「風のメロディー」「ドレミの歌」
体を揺らしながら指揮者をしっかり見つめ、集中して歌う姿が印象的でした。「風のメロディー」では澄んだ歌声が会場いっぱいに広がり、「ドレミの歌」では曲調が変わり、力強い歌声が響きました。1~4年生全員が一体となり、息の合った美しいハーモニーを披露。笑顔で歌い切り、大きな拍手を受けました。
5・6年生 合奏 「東京ブギウギ」
軽快なスウィングのリズムに合わせた演奏が始まると、観客は自然と体を揺らして楽しんでいました。一度静かな演奏を挟み、小太鼓のリズムで盛り上がりを見せ、最後はダイナミックなフィナーレで締めくくりました。それぞれの楽器が見事に調和し、一人ひとりの練習の成果が光る素晴らしい演奏でした。
映像発表 「コスモスいっぱい二名小」
学級で、すくすく団で、そして親子で植えたコスモスの種が美しい花を咲かせ、県道沿いや大内駅を彩っています。その成長をスライドショーと音楽で振り返り、フォトコンテストや俳句コンテストの受賞作品が紹介されました。
発表を待つ子供たちは祈りのポーズで緊張しながらも、笑顔で結果を受け取りました。
コスモスの花のように明るく笑う子供たちと、会場いっぱいの拍手が印象的な発表でした。
3・4年生 「意外と知らないおもしろアプリ」
元気なダンスで登場し、授業で活用したアプリを紹介しました。算数では長さや面積の計測ができるアプリを、外国語学習では翻訳アプリを活用。PPAPのダンスを披露し、会場が笑顔にになりました。
さらに拡大アプリやタイピング練習の成果を発表。タイピングの代表児童は驚きの速さで、190文字を超える入力スピードを実演。最後は「萌え萌えキュン」のポーズで締め、観客を楽しませました。
劇 「柿の実」(6年生)
昭和20年代、戦争で家族を失った子供たちの生活を描いた感動的な劇でした。家族と離ればなれになった子供たちが、貧しい生活の中で力強く生きる姿を通じ、家族の愛や生きる力の大切さが伝わりました。柿を巡るエピソードでは、盗んだ柿を返しに行く子供の心情が丁寧に描かれ、観客を深く考えさせました。
最後の台詞「お父ちゃん、お母ちゃん、明日もいい天気にしてください」に、涙ぐむ人も多く見られました。
閉会の挨拶(6年生)
「小学校最後の発表会で、地域や仲間、平和の大切さを改めて感じました。卒業まで残り4ヶ月、下級生にしっかりとバトンを渡せるよう、日々を大切に過ごしていきます」と力強く語り、会を締めくくりました。
日々の学びを工夫しながら発表する機会となり、普段からお世話になっている地域の皆様や子どもたちを支えてくださる保護者の皆様に、成長した子どもたちの姿をしっかりとご覧いただけた、感動的な学習発表会だったのではないでしょうか。また、この様子は明日18日のUCATニュースで紹介していただく予定です(特集は後日改めて放送されるそうです)。